アドレス、修理か新車への買い替えか迷った結論

投稿者: | 2026年9月23日

今回のテーマは、通勤で使っているスクーター「アドレス」の修理です。単なる整備記録というより、買い替えと修理のどちらを選ぶかという判断の記録、というほうが実態に近いかもしれません。理由は、シートの破損をきっかけに新車の見積もりまで取ったからです。ただ、貯金のことを考え直して、結局は修理を選びました。

シートが裂けるまで

きっかけは、シートの表面カバーの劣化でした。経年で硬くなっていたのが、だましだまし乗っているうちに割れてしまいました。しばらく乗っているうちに、半分以上が裂けた状態になりました。中のウレタンがむき出しになり、雨が降るたびにお尻まで濡れてしまいます。タオルを敷いて凌いでいたのですが、これが長くは続けられません。

同じ時期に、エンジンのかかりも悪くなってきていました。おそらくバッテリーが弱っているのだろうとは思っていました。ただ、それだけで済むのかどうか、正直不安もありました。ちょうどオイル交換の時期とも重なっていたので、まとめて見てもらおうと、バイク屋に足を運ぶことにしました。

バイク屋での相談と、買い替えという選択肢

バイク屋のご主人は自分と同い年です。行くたびに世代の近い者同士の雑談になります。今回もその流れで、あとどれくらいこのバイクに乗れるか、という話になりました。話が盛り上がるうちに、いっそ新しいバイクに乗り換えて、それを最後の一台として乗り潰すのもいいのではないか、という案が出てきました。車種の候補はスズキのバーグマンです。老後の足として何に乗るかという話も含め、ひとしきり盛り上がりました。

その場の勢いもあって、買い替えてもいいかなという気持ちがしばらく続きました。見積もりまで取って帰ったのが、9月5日でした。

貯金通帳を見て思い出したこと

帰ってから、貯金通帳を眺めながらあらためて考えていました。そのときに、ふと思い出したことがありました。霊園に、自分が亡くなったときの対応をお願いする申し込みをまだしていなかったのです。事務的な言い方になってしまうのが少し気が引けるのですが、要は自分の死後の手続きをあらかじめ頼んでおく契約のことです。これがだいたい50万円ほどかかります。お墓を買って建てることを考えればはるかに安いのですが、それでも小さな金額ではありません。妹夫婦と3人で同時に申し込むと割引があるそうです。3人であれば費用はおよそ半分くらいになりそうだ、という話も以前からしていました。

バイクの新車購入を検討している最中、この件はすっかり忘れていました。思い出したきっかけは、お彼岸が近づいていたことです。霊園から両親のお彼岸供養のご案内が届きました。それで申し込みのことを思い出しました。

冷静に考えれば、この申し込みを済ませたうえで新車のバイクを買っても、家計として特に困ることはなかったと思います。ただ、ちょうど筑波山の登山プロジェクトのために登山用のギアも揃えなければならない時期と重なっていました。30万円という出費はやはり大きいな、と考え直しました。優先順位をつけて並べてみると、結局、今のバイクを修理して乗り続けるという結論に落ち着きました。

修理に出す

修理にバイクを持ち込んだのは9月12日でした。まず必ずやることとして頼んだのが、シート、Vベルト、バッテリー、オイル交換です。あわせてエアクリーナーの交換もお願いしました。他に調子の悪いところがあれば見積もりを出して連絡してもらう、ということで預けました。

9月14日の週に連絡がありました。クラッチの状態がよくないので交換したほうがいい、とのことでした。スターターには問題がないとのことで、こちらはそのままにしました。バッテリーは交換することになりました。

費用はクラッチの交換も含めて、だいたい8万円ほどになるという話でした。なかなかの出費だとは思いましたが、新しいバイクを買うことに比べれば3分の1程度で済みます。クラッチをどうするか少し迷いました。ただ、同じくらいの割合で済むのであれば、この機会にやってしまおうと決めました。

平日は引き取りに行けないので、できたときで構わないとお願いしておきました。先週末あたりに完成の連絡が来ました。ただ、ちょうどシルバーウィークで出かけていたため、実際に引き取りに行ったのは今日、9月23日になりました。

クラッチの中は赤サビだらけだった

引き取りの際、バイク屋のご主人はクラッチを交換したことについて、いつもより丁寧に説明してくれました。クレームにならないようにという配慮もあったのだと思います。クラッチの中は赤サビがかなり出ていたそうです。これが冬場、エンジンをかけたときに異音がする原因になっていたとのことでした。

言われてみれば、去年から異音が出始めていた記憶があります。一度相談に行ったときに、もしかしたらクラッチではないか、という話にはなっていました。ただ、乾燥するとその音が出ます。湿度がある日や雨の日には出ませんでした。それでまあ大丈夫だろうと思って乗り続けていました。

今回はVベルトの交換のついでに中を見てもらいました。そこで交換をすすめられました。「やったほうがいい」というよりは「おすすめ」という言い方だったので、それならばと交換をお願いしました。

素材のこともあわせて教えてもらいました。このバイクはもともと年式が古く、中古で購入したものです。部品にも昔ながらの鉄素材が多く使われていて、それが赤サビの原因だったようです。今回交換した部品は材質も変わっています。おそらく同じ問題は起きないだろう、とご主人も言っていました。

「これでもう、最後まで乗り潰すしかないね」と、笑いながら支払いを済ませてきました。

次に来る出費の見当

大きな修理としては、次はおそらくタイヤ交換だろうと思っています。前回のタイヤ交換はたしか去年だったはずです。購入から3年で1万4000キロほど走っている計算になります。日々の通勤の足として使っている以上、走行距離はこのくらいのペースで積み重なっていきます。次のタイヤ交換もそう遠くないうちに来るだろうと、覚悟はしています。

代役だったモンキーとの日々

修理に出している間、代わりに使っていたのがモンキー125でした。トップケースを新たに取り付けて対応しました。ただ、モンキーはそもそも日常使いのために作られたバイクではありません。正直なところ不便を感じる場面が多くありました。アドレスが戻ってきて、ひとまずほっとしています。

きれいになったシートが、戻ってきて早々に雨ざらしになるのは少し心苦しいところもあります。明日からはまたアドレスでの通勤に加えて、プール通いも再開しなければなりません。このプール通いも含めて、これからもこのバイクを乗り潰していこうと思っています。

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